車椅子に座っても、
- 前にズレる
- 背もたれと腰の間が空く
- 何度座り直しても浅くなる
そんな「浅座り(ずっこけ座り)」で困っていませんか?
私もかなり悩みました。
YouTubeなどで紹介されている座り直し方法も試しましたが、うまくいく時とうまくいかない時があり、毎回安定するわけではありませんでした。
そこで試行錯誤してたどり着いたのが、
100均の「滑り止め」と「スライディングシート」を組み合わせる方法です。
これは本当に 100%成功 します。
力もコツもいらずに、背もたれまでしっかり座らせることができるようになりました。
今回は、実際にやっている方法を紹介します。
まずは動画で確認
まずは、動画を見ていただいて、次に、ポイントなどブログで確認してください。
私がやっている車椅子の浅座り(ずっこけ座り)改善方法
用意するもの
滑り止めシート(L版) ↓

前座りを直した後に、直した位置に固定するために使います。すべり止めシートは100均(ダイソー)で購入しました。
スライディングシート(40×60cm) ↓

前座りを簡単に、力やコツ要(い)らずに直す道具です。
今回使ったのは、車用スライディングシート(Amazonはこちら/楽天はこちら)です。私が使っている中型の車いすでも、病院にある大型の車椅子でも、両方で使えました。
車椅子
ご自身で所有していなくても、病院にある車いすを利用できます。
「座り直し」の手順
1. 車椅子の座面に滑り止めを敷く ↓

画像のように、座面全体に敷いてください。。
2. すべり止めの上にスライディングシートを重ねる ↓

背もたれから椅子の先端まで敷いてください。
3. いつものように座ってもらいます(浅座り状態です)↓

無理して、椅子の奥まで座らせようとしなくてもいいです。。
4. 「お辞儀して」と声をかけ、上体を前に倒してもらいます ↓

お辞儀をさせると、腰が後ろに動きやすくなります。
5. お辞儀している間に、両膝を背もたれ方向へ軽く押す ↓

ここで力はいりません。両膝を押してください。
スライディングシートのおかげで、面白いほど簡単に腰が奥まで移動します。
6. 腰がスルッと背もたれへ移動しました ↓

腰が背もたれにピタッと寄りました。ただ、このままでは、腰が前後に行ったり来たりする状態です。
7. スライディングシートを足側から背もたれ方向へ押し込む ↓

スライディングシートのせいで、まだ、おしりが固定していません。
おしりを固定するために、スライディングシートを椅子の先端から背もたれ側に、手を滑り込ませるような感じで押し込んでください。
注意:足を高く上げて押し込まないでください。足を上げると、腰が前に滑って、元の浅座り(ずっこけ座り)に戻ってしまいます。
8.太ももの裏が、すべり止めに変わりました ↓

8. 前座り(ずっこけ座り)が直りました ↓

太ももの裏が“滑り止めシートでピタッと固定され、腰と背もたれがしっかり密着した状態になりました。
「滑り止め×スライディングシート」法の何がええってあんた
力がほとんどいらない
重い体を持ち上げる必要がなく、水平に滑らせるだけなので、腰痛持ちの介助者でも安心です。スライディングシートで滑るため、少ない力で動かせます。
本人も痛くない・怖(こわ)くない
水平移動で、持ち上げられるわけでないので、痛くも怖(こわ)くもありません。
毎回同じ手順で再現できる
お辞儀してもらって、両膝を押すだけなので、コツがいらず誰がやっても同じ結果になります。
在宅介護でも一人でできる
力はいらないし、特に難しいことをすることはないので、一人で簡単でできます。
注意したいこと
この方法だと、簡単に「浅座り」は解消できますが、
- 痛みがある場合
- 強い緊張がある場合
- 姿勢保持が難しい場合
などがある場合は、無理に「浅座り」を解消しようとせず、状態に合わせた対応が必要なこともあります。
不安がある場合は、理学療法士さんや作業療法士さんなど専門職へ相談するのがおすすめです。
まとめ
車椅子の浅座りは、直しても、いつのまにか戻ってしまうんですよね。
車椅子の座り直しは、根性や力技ではありません。
「滑り止めの上にシートを敷き、最後にシートを押し込んでロックする」
このひと工夫だけで、毎日の介護が驚くほどラクになります。
「これならできそう!」と思った方は、ぜひ明日の介助から試してみてくださいね。
座り直しが少しラクになるだけでも、かなり違うと感じています。
同じように車椅子の浅座りで困っている方の参考になればうれしいです。
▼ このシートがあると、腰や腕に負担がかからず、移動介助が楽ですよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

